社会学的統計はマスコミが喜ぶようなデータが出るほどそんなに甘くない


毎日新聞が一般社団法人日本家族計画協会がまとめた「男女の生活と意識に関する調査」を引用する形で、報道した「セックス離れ:若い男性、性の「絶食化」という記事がありました。結果的にこれは誤報でしたが、誤報と報道される前から、データの推移を、国立社会保障・人口問題研究所のデータと照らしあわせて、このデータがいい加減なものであると私は感づいていました。 当時の全Tweetとぎゃった

 そして結局この顛末に

データを正確に読む必要性なんかは
次の記事にまとめました http://www.hirokotb.com/?page_id=1890

川本直氏『「男の娘」たち』発売に寄せて。


川本直さんの『「男の娘」たち』の発売が決定しました。9/18発売予定です。様々な「男の娘」に焦点を当てた一作です。 わたしが学園祭の男女不問ミスコンに女性を差し置いて女装姿で優勝するという、それこそ、漫画やアニメの主人公のような青春を駆け抜けた、ちょうどそのときのインタビューが掲載されています。

「男の娘」たち

私が思うに、2010年代というのは、3次元の男の娘文化が花開いた時代のように思えます。Twitterのようなウェブサービスも、それまで一部の通の方たちのものだったものが、ちょうどこの頃活気づいたように思えます。私がミスコンで優勝したのも2011年の秋でした。

たとえばふみふみこさんの『ぼくらのへんたい』などは、2012年の作品ですが、これはナマの女装者に焦点を当てた3次元的なテーマを、少女漫画チックなファンタジーの世界に落とし込んだグロテスクな作品であるわけです。ここに、それまでの趣味女装に代表される「ナマ」の世界と、二次元的な「男の娘」の世界が混淆している様子が描かれているのです。

これらに先駆けた、『ゆびさきミルクティー』は2003年の作品でありますが、こちらは理想的な「ナマの女性」と第二次性徴および男性の欲望の顕現による「男性化」との対立を描いております。ちょうどこのころ、インターネットが普及し始めました。さらにそれに先駆けた『バーコードファイター』(1992年)はでは、現代的に言うと性同一性障害の男の娘が、ありのままを愛されることが肯定された作品であります。元祖男の娘、『ストップ!!ひばりくん!』も忘れてはいけませんが、彼は1980年代当時「オカマ」のトリックスターとして描かれていますし、『プラナス・ガール』がその焼き直しであるかのように、女装キャラ→道化・コメディ としての立場を作り出した側面も無視できないでしょう。

1990年以降は、脱ひばりくんの時代であるわけです。ストップ!!ひばりくん!では、主人公が女装者であることは秘密にされていますが、プラナス・ガールでは、主人公自らが女装者であることを暴露し、それが自然に周囲から受け入れられているという変化があるのです。

さて、このようなフィクション作品の変遷を鑑みても、2010年代は、2003年(WinXPSP1)ごろから爆発的に普及したインターネット世代、つまり、虚構的な世界と現実的世界が融合しつつあった結果としての、男の娘の時代となり得たのではないかと思えるのです。そのような世界観では、旧来の、ゲイカルチュアや、趣味女装の延長という文脈で、ポップな活動を繰り広げる、リアル女装者、リアル男の娘を語ることは、おそらく不適当でしょう。本書では、いわゆるオカマさん的な女装者ではなく、さも当然のように女装をするような方がたくさん登場します。それを、ありのまま、素直な視点で切り取ったのではと思います。(似たようなものに、朝日新聞の企画記事(Kindle版あり)がありましたね。)

そのような、2010年代の女装を語るに、本作はきっと必携の書になるのでは、と期待に胸を膨らませているわけです。(まだよんでないよ!)

Ogaki Mini Maker Faire お疲れ様でした


OMMF2014おつかれ様でした。
しらさぎで先ほど帰宅しました。指定席取れなかったので、四国バースデイきっぷ以来の特急グリーン席でしたが、とても快適でした。これは良い。
今回は女装に依らないコンテンツ力ということで、ライブシステムのようなものを持って行きました。アミッド、ポリッドに続く第三のスクリーンということで、「モヤットスクリーン」です。詳しい説明や作り方、は後日、詳細をニコ動に上げられればと思います。まあ、勘の良い人なら大体わかると思いますが…w

  

一応、寝る前に解説ですが、本「モヤットスクリーン」は、2013年の筑波大学雙峰祭にて展示したものを改良したものです。システムデザイン、動画製作はあしやまひろこ、OMMF2014用に新規に作ったアルミ製スクリーンフレーム製作はen129です。

ちなみに、アミッドスクリーンのアミッドP、ポリッドのあおめさんともお友達です。
あと、モヤットスクリーンの名付け親は、同じくニコ技のKanjuさんです。
最初は自分はスモークスクリーンなんて言ってましたが、なんだかなぁと。

掲載動画に利用させて頂いた作品 深く御礼申し上げます。
「ビバハピ」 楽曲:Mitchie M 様 モデル:ままま 様 / アラン・スミシー 様 モーション:ImaiP  様(振り付け adelaidebliss 様)
「Sweetiex2」 楽曲:Dixie Flatline 様 モデル(リン):アレン・ベルル様(元モデル fbandcc様,ままま様,アラン・スミシー様,Lat様) モデル:(ミク)ままま 様 / アラン・スミシー 様

ろくでなし子さん「「女装」とデコまんについての雑感」の一般公開


ろくでなし子さんより、『女装と思想 Vol.2』(2013年12月,テクノコスプレ研究会発行)に寄稿いただいた「「女装」とデコまんについての雑感」を、なし子さんご協力の下公開いたします。

 「女装」とデコまんについての雑感_編集済 

 女装と思想Vol.2抜き刷り(PDF)

冊子掲載時に編集したものを公開致します。冊子掲載時は頒布会場の規約等の都合により編集を加えました。経緯に関しましては抜き刷りPDFを御覧ください。

また、本寄稿の掲載された冊子をコミックマーケット等で頒布を致しておりますが、ろくでなし子さん掲載部分に関しては、以上が全てです。

【資料配布】ニコニコ超会議・ニコニコ学会β


お久しぶりです。

4/26 27 に幕張で開催されるニコニコ超会議のニコニコ学会にて、萌えおこしに関する発表を行います。萌えおこしを、キャラクタコンテンツやオタク的な側面よりも、経済や地域振興という側面から観測したものです。

本日展示しているポスターはこちらからダウンロードできます。
ポスターダウンロード

とはいえ、ポスター発表できるのはごく一部です。

参考として以前、足利のNPOに寄稿した分析レポートがありますので紹介します

ひめたま痛車祭7回の量的分析レポートおよび、町おこし、聖地巡礼に関する概観

第六回痛車祭の量的分析

全体の結論としましては、萌えおこしは特異なものではなく、ありふれた町おこしのひとつとして考えるべきであり、地域振興を念頭に置くことに重きを置くべきであるというものです。

約2年半のうちに足利を中心にしつつ、参考事例としてアニメなどを契機に活動している埼玉県鷲宮・秩父、金沢、札幌、熱海などをフィールド調査しており、さらに、放送コンテンツにたよらず自主的主体的に町おこし主体のインフォーマントからも多数のインタビューを得ています。
ここから、聖地巡礼とはなんらオタクに特有の新しい事例ではないことがみえてきます。

また、ニコニコ学会をはじめ、コンテンツに関わる最前線の知見を盛り込んでおり、なぜ聖地巡礼がらき☆すた以降に盛り上がりを見せたのかをテクノロジーの歴史的経緯を交えて解説します。

これは卒業論文および卒業研究をもとにおこなっています。
論文を閲覧・参照したい方は

hirokoas【アットマーク】gmail.com

までご連絡ください。

佐藤雅晴個展「ヒロコの肖像」お知らせ(4/27まで秋葉原にて)


東京イムラアートギャラリーにて「ヒロコの肖像」と題しまして、私がモデルとなった作品の個展が開かれます。入場は無料です。会場は秋葉原・末広町より徒歩圏の3331アーツ千代田です。秋葉原周辺にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

アーティスト佐藤雅晴さんが、私、あしやまひろこをモデルにデジタルペインティングを用いて作品を制作されました。私の肖像を中心に7点の新作絵画が展示されます。私と、友人である川口さんが制作したポートレイトを、デジタルペインティングでトレースしたものです。写真そのものではなく、それを新たに描くことによって、虚構と現実、重層する世界を表現しています。

佐藤雅晴さんによるデジタルペイント

詳細

日程: 2014年04月05日(土)~2014年04月27日(日)
備考: レセプション:4月5日(土)18:00~
時間: 12:00-19:00
休み: 月曜日、火曜日、祝祭日
料金: 無料
会場: 206:イムラアートギャラリー東京

http://www.imuraart.com/exhibition/archive/post_41.html

賀正


あけましておめでとうございます。今年度も宜しくお願いいたします。

また、コミケにいらしてくださった皆様、本当にありがとうございました。
今後も創作活動や、リサーチ活動、芸術活動などなど全般的に頑張ります!
今後共、生ぬるく見守ってくだされば幸いです。