休暇中よく寝た話

2022/3/21

ひろこは3月5日から3月21日まで17日間の長期休暇を頂いていました。
最初の計画では、休暇中は普段できないような勉強でもしようと考えていました。

ですが、実際の所は、途中京都に旅行に行ったりとある程度遊んでいたものの、かなりの時間を寝ていました。
社会人になってからこんなに寝ていたのは、過去に適応障害にかかって病的に倒れていたとき以来という感じです(その時は病気なので仕方なくですが)。

大量に寝た結果ですが、「ととのう」に似た感覚や、悟りのような何かと、かつてない爽快感が得られました。どこかアクティブに旅行することも良いですが、家に引きこもって徹底的に休むというのも人生のどこかでは必要かもしれません。

よく寝た結果感じたことなのですが、よくいう「食欲」「性欲」「睡眠欲」について、食欲と性欲は案外簡単に満たせるのに対して、睡眠欲を満たすのは案外大変なのではないかという感覚です。

人それぞれ必要な睡眠時間は違うようですが、自分自身は平均睡眠は8時間くらいとっているので長いほうだと思います。ですがそれよりも長い時間寝てみると、8時間睡眠でも「満たす」には足りないような印象を受けた次第です。

最近読んだある学説では、生物にとって睡眠がデフォルトであり、覚醒の方がむしろ例外的であるというものがありました。

自分自身、この休暇ではかなりの長時間……例えば夜12時くらいに寝て昼の14時くらいに起き、夜8時くらいから昼寝(?)をして25時くらいに布団で寝る……みたいなことをしており、1日の半分かそれ以上くらい寝ている日もありました。

その結果気づいたことですが、めいっぱい寝ると、サウナに入ったときの「ととのう」に似た状況になるというところです。睡眠と覚醒の丁度中間のような状況ですね。
そこから起きようとすると、寝ているときの方が自然であり、不自然に起きるような感覚すら感じるのですから、不思議なものです。

また、そのような状況になるのにもパターンがあるようなことも分かりました。ホットカーペットで温まっている状況か、他人にくっついて温まっている状況です。
感覚的なものですが、仔犬がよく寄り添って寝ているように、人間も寄り添って寝ることが理想なのかもしれないなという気づきです。

そう考えると、電気あんかにしろホットカーペットにしろ、誰かほかの人のぬくもりを疑似的に再現しているのかもしれないという気がします。

日常生活ではなかなかここまで徹底して寝ることは難しいかも知れませんが、例えば金曜夜から日曜の夜まで徹底的に寝るみたいなことはできるかもしれません。

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