最近PICO4 Ultraとトラッカーを購入して、さらにFavotemさんの所のゴーグル専用レンズを購入したところ、VRの視界がめちゃくちゃクリアになって、これまでに無いくらい快適なVR生活ができるようになりました。価格も通常時6800円、セールで5100円なので目の悪い人は作って損はないと思います!
レンズは信頼のHOYA製でした
しかし、この超快適環境でVRをやっていて事件が発生したのです。
この専用レンズが届いた日にVRを夜にやって翌朝起きて眼鏡を掛けたところ、空間が歪むというか、クラクラするというか、目がおかしくなったのではないか?というくらいの違和感を感じました。
PICO4 Ultraも使い始めてすぐだったということもありますし、なれるまで目に若干の攻撃性を感じなくもない所もあったので、もしかしてVRで目をおかしくしてしまったのではないかと不安に思い、すぐに眼科に行くことにしました。
眼科で検査したところ、斜視になっているわけでもなく、視力に異常は無し。ただ、若干眼精疲労があるかも?ということらしく、眼科医の先生曰く「VRは映像による差を用いて立体感を出しているけれど、焦点を合わせる必要がないからむしろ目には優しい側面がある」とおっしゃっていました。
そこでここからは個人的な推測になるのですが、HMDの映像があまりにも歪みなくきれいな空間を出力することができたため、自分の脳内の空間認識がいったんそれに慣れてしまい、その後、使い古したフレームが若干歪んだ眼鏡を使ったことで、現実の眼鏡のレンズの方が歪んでいて、現実空間の方で「酔い」を体験してしまったのではないかと思いました。
現実空間で使っている眼鏡は案外歪みが発生していて、これはコンタクトレスを使ったあとに眼鏡に戻すと体感するものなのですが、それ以上にHMDと眼鏡の落差が大きかったのではないかと思うところです。
後日VRChatのとあるユーザーさんにその話をしたところ、「VR用メガネ、運転用メガネ、読書用メガネを使い分けるようにしたけれど、最初は違和感がすごくて慣れるまで時間がかかった」というお話を聞きました。
……ということで、目の悪い人が異なる見え方切り替える経験をすると、特に最初のほうは違和感を感じるようです。
HMD専用レンズによる体験が今までにないくらい良い空間認識だったが故に「現実空間の方がむしろ歪んでいる」という奇妙な体験を経験してしまったようです。
なので、自分もこの機にフレームの歪んだ眼鏡を新しく買い替えることにしました。
たしかに新しい眼鏡は今回瞳孔距離も追加で測ってもらって完璧になっているはずで、見え方もかなりいい感じで、「現実空間酔い」もかなり軽減されたような気がします。
眼鏡はオシャレの側面もありますが、フレームが歪みにくいとか、ちゃんと見えることも大事なんだなぁと改めて思うところでした。
バナーリンク
0 コメント