HPV(子宮頸がん予防)ワクチンに関してデータを元にした検討


随時更新します。
特に、途中で累計罹患率の視点を導入しましたので、内容が大きく変わっています。
(注:累計罹患率の考え方が、医療や確率の考え方から間違っているかもしれません)

ヒトパピローマウイルス(HPV)(子宮頸がん予防)ワクチンに関して具体的な数値データのみを用いた検討を行った。もちろんワクチンの有効性は認められているとされるが、それを認めたうえで重篤な副反応の発生頻度を鑑みる。ここでは、癌の予防効果と重篤な副反応の報告件数を比較してみた。ただし、これは医療を専門としない者が簡単な統計を行ったものであり、十分な検討は行ったものの、専門家の見解ではないことを承知して頂きたい。
その結果、仮に報告されている副反応が全てワクチンに起因すると考えた場35歳まではそれぞれのそれぞれの地点での罹患率よりも副反応リスクが高いが、継続的な癌の予防という観点からはワクチンの効果が非常に高いという結果になった。摂取したその時のリスクを取るか、長期的ベネフィットを期待するかという問題であることが伺える。

しかし、研究ノートにまとめたが、素人の個人的な推測として、ワクチンの株自体には問題がないものの、アルミニウム塩の免疫増強剤(アジュバント)に関して、特に思春期以降は免疫系当へのダメージや、神経毒性があるのではないかと疑われる。そのために、かなりの割合で急性・慢性神経毒性症状、自己免疫疾患が発症しているのではないかと考えられる。そのため、私は個人的に打ちたいとは思わない。

 

子宮頸がんワクチンを摂取した女性に関して、日本における2013年3月末までの人口10万人当たりの副反応報告件数は サーバリックス:66.1 ガーダシル43.1 うち、人口10万人当たりの重篤な副反応の報告件数は サーバリックス:11.7 ガーダシル8.29である。NHKの報道によると、重篤な副反応は10万人あたり26.8であったとされる。重篤な副反応とは、死に至る・生命を脅かす・先天欠損の症状をもたらす・長期療養が必要などの症状である。また、鎌倉市の全摂取者への調査によると10万人あたり613人相当の割合で継続的な副反応が報告されており、これはサーバリックスの治験データ、760(接種後1.23~3.41年の間に慢性疾患と自己免疫疾患の発生数を合計したもの)とほぼ等しい。つまり報告件数は一部であり、治験や鎌倉市のような全摂取者への検査ではより数値が上昇するものと見られる。

ワクチンが有効(リスク比が0.1以下になる)なのはHPV16・18型であり、これは子宮頸がんの原因のうち60%程度である。他の型に関しては、CIN2までの進行リスクが30%低下するとされているためこれを加味して、合計して72%(60+40*0.3)の癌が予防出来ると考えられる。厚労省もワクチンを推進するにあたり患者及び死亡者を40~70%低下できるだろうと発表している。これから、本ワクチンによって予防される1年間の子宮頸がん罹患率は10万人当たり、24歳以下では1であり、34歳以下では8.3である。(最も高い40代では17である)子宮頸がんによる全年齢平均死亡率はHPV16・18以外を含めても人口10万人に対して3.9人である。これは老年人口も加算されている数値であり、さらに死亡率はがん検診によって年々減少している。

上記のような推計はある年の罹患者を計算したものであり、一定期間効果の継続するワクチンの副反応と、その年度ごとの罹患率を比較するのは適当ではないとも考えられる。そのため、生涯における累計罹患率、累計死亡率を考えてみる。
生涯における累積罹患率・死亡率で考えた場合、国立がんセンター発表の統計を用いる。生涯の子宮頸癌罹患率は10万人あたり1000である。もし生涯にわたって理想的に効果があった場合、ワクチンで削減できる累積罹患率は10万人あたり720、累積死亡率は216と推計される。ただし、これは80歳までの予測数値である。ワクチンが仮に20年間有効であれば寿命80年として、それぞれ罹患率180、死亡率54の削減である。
また、別の統計を用いると、WHOの推計によるとHPV感染から癌に達する確率は0.15%であると考えられ、HPVに仮に生涯感染する確率が80%とすると、0.12%(10万人あたり12000、削減可能なのは8640)の女性が生涯罹患するともか考えられる。けれどこれは実際の生涯罹患率の数値とそぐわない。

また、2.13.3.28厚生労働委員会質疑では、HPV16型の感染の割合は(一般女性)では0.5%、18型は0.2%であり、このうち90%が自然排出され、残りの10%が軽度異形成を生じても90%が消失するとされている。ここから毎年の癌罹患率をおおまかに0.007(感染率)*0.1(自然排出されない場合)*0.1(自然治癒されない場合)=0.007%(10万人あたり7人)と算出することができる。これを年齢(80歳)で積分すると0.56%(10万人あたり560)である(20歳から60歳であれば420である)。勿論、潜伏期間などがあって発症することもあるので、単純な推計は妥当ではないのかもしれない。

以上より34歳未満ではワクチンによってHPV16・18型由来の子宮頸がんを100%防いだとしても、摂取したその年にのみ注目した場合、癌の罹患率よりも重篤な副反応の報告率のほうが高いことが分かる。このため、この年にのみ着目すると、34歳未満ではワクチンの接種を行うことは適切ではないと言えるかもしれない。累積罹患率でみても10代前半で摂取した場合25歳までは累積罹患率よりも副反応リスクが高いことを意味している。

生涯罹患率の観点から見た場合、仮に生涯に渡って効果が継続した場合、ワクチンの有効性は非常に高い。20年間に渡って効果が継続した場合でも、20年間における10万人あたりの累計罹患者数250人中、180人を予防できると考えられる。しかし、それでもワクチンの対象外のウイルスによって20年間中10万人中70人が罹患することを意味している。

以上からワクチンの副反応の厚労省への重篤な副反応報告件数と、ある任意の一地点に関しての癌の罹患率を比較すると、35歳未満だとワクチンの副反応の方が予防効果より高い。しかし一定期間の罹患率を積分した累計罹患率の観点からするとワクチンの効果が非常に高いと考えられる。しかし、サーバリックスの治験及び鎌倉市の統計から、10万人あたり600~700程度の継続的な副反応報告件数があると認めた場合、単純な数値として、(仮に生涯ワクチンが有効だとしても)生涯罹患率と長期的副反応リスクの同等ということとなる。勿論、子宮頸がんと自己免疫系疾患は病気の重さという意味合いで平等に扱うことは出来ないかもしれないことは念頭に置きたい
生涯罹患率1%(10万人あたり1000)という数値を、80(寿命)で割ると、それぞれの年において罹患する確率は0.0125%(10万人あたり12.5)である。それをどう考えるかという問題になってしまう。つまり、ワクチンを打つ段階で10万人あたり8.29以上の重篤な副反応リスクが発生する(鎌倉市の長期間にわたる副反応報告は613である)ものの、副反応が発生しなかった場合長期にわたって癌、前癌の高い予防効果がもたらされる。ただ、一般的なワクチンであるインフルエンザワクチンでは、重篤な副反応の報告は10万人あたり0.29の報告であり、それと比較すると非常に高い数値である。また鎌倉市及びサーバリックスの治験によると接種者の0.6%が長期的に副反応を有することが示されている。すると、摂取した段階での高い副反応のリスクを取るか、それが無かった場合の癌の高い予防を取るかという選択が現状であると言えよう。またCRPSの副反応発生率は800万接種に1回という臨床結果があるが、報道などではそれ以上の報告がなされているようである。

子宮頸がんは最初期の0期で発見できれば100%の生存率であり、1期でも87%の生存率である。癌に進行する前の異形性(イボのようなもの)を発見できれば、癌化する前に適切に対処できるだろう。子宮頸がんの検診は実費でも6000円未満であり、2年毎の住民検診では2000円以下で受診できる。更に国の政策として検診は20歳から40歳まで5年毎に1回の回数で無料で受けられる。

子宮頸がんの生涯罹患率は1%であるが、ワクチンが有効ではない子宮頸がんの発生件数は全体の30%を占めており、つまりワクチンを接種していたとしても定期健診を受けるべきである。このため、現状子宮頸がんの検診を受けることが適切であると考えられる。

※補足として、副反応報告はあくまで報告であり、医学的な文脈でのワクチン接種による因果関係がいまのところ証明されたものではない。とは言え、現在実際に報告されている事象のほうが重要であると考え、それがワクチンに関係する可能性があると報告があった数値は看過できないものと考える。また、今のところ因果関係が証明されていないだけで、今後証明されることもあり得るだろう。

※感想 色々な報告ではある一年間における罹患率と、ワクチンの副反応を単純に比較するものが殆どだった。けれど、その考えが正しければ厚労省は直ちに摂取を中止しているはずである。なぜ、厚労省等が現在でも継続して摂取の補助をしているかといえば、継続的な癌の累積罹患率の低下を目指しているためであろう。すなわち、罹患率を積分し、それに対しての副作用の発生率を鑑みなければならないということである。これは、厚労省の言っている「接種を希望される方は、接種医療機関においてワクチンの有効性と安全性について説明を受け、十分に理解した上で接種してください。」という事の意味する内容かもしれないが、これは自分自身考えてもとっさには分からなかった。そのため混乱した情報を掲載してしまったことをお詫び申し上げる。
この状況というのは、平均すると、35歳まで高くとも毎年0.00828%、それ以降は毎年0.00875%程度(国会答弁を元に導き出した0.007%と近しい)、一番高い年齢で0.0165%の確率で癌になる確率を減らすか(生涯死亡率は0.3%であるから、毎年0.00375の死亡率を低減させるとも言えよう)、それとも、治験ベースで言えば短期的には3%程度の疾患、長期的には0.6%の疾患に、または厚労省報告ベースで言えばワクチンを打つ時0.0117%(サーバリックス)の確率で重篤な副反応になるかという問題である。20年間ワクチンが有効だと考えるならば、20歳で接種した場合、40歳まで単純に確率を足した場合0.236%、それぞれの年代での余事象を1から引いた場合0.15%の罹患を予防することとなる(裏を返すと何の対策もしないと0.2%程度の確率で子宮頸がんを患うということである)10歳ならば格段に低い。サーバリックスの治験および鎌倉市が全接種者を対象としたアンケートでは0.61%の確率で継続的な有害事象が報告されたことを鑑みると、予防効果よりも副反応発生率の方が多い。また、打ったとしても毎年0.00375の確率で子宮頸がんになるリスクは残る。

あるいは、年間の子宮頸がん罹患者は9000人程度であり、各年代の平均人数は70万人程度であるから、全員が接種したとして70*0.0268%=187.6、または70万*0.61%=4270、という数値を比較しても良いかもしれない。しかし、これらの議論は現時点での副反応報告数に依拠している以上、それが正しいのかすら分からない。特にCRPSのような症状は800万接種に1回程度という前提だったが、日本においてはそれ以上の報告がなされているようだ。

これはこの観点から悩むしかない。しかし、かからないかもしれない癌のために、副反応になった場合の後悔は大きいだろう。また、そもそもHPVの感染経路は多くが性交渉であるから、コンドームの利用(けれどこれは完全ではない)、性交渉の相手を限定することがそもそもの予防になるのではないかとも考えられる。

以下研究ノート
素人の結論としては、大量のアルミニウムアジュバントを、思春期以降接種することで神経系・免疫系に悪影響がでているのではと結論を推測した。アルミは神経毒性が懸念されている。アルミニウムアジュバントは長い使用実績があるものの、従来は多くが乳幼児向けのものであった。それを神経系が発達したあとの女性へ大量に投与することによって、神経系の障害が発生しているのではないかと推測した。
治験結果などをまとめてみる
臨床的に重要な症状の発現率は、サーバリックス群で40.0%(221/553例)、4価HPVワクチン群で34.7%(192/553例)であった。新たな慢性疾患および新たな自己免疫疾患の発症率は、サーバリックス群で3.6%および1.1%、4価HPVワクチン群で3.8%および1.8%であった。重篤な有害事象発現率は、サーバリックス群で4.2%、4価HPVワクチン群で4.0%であった。
サーベリックスHP http://cervarix.jp/products_info/result03.php
但し別の治験で 、
これは二重盲検に関して、重篤な有害事象発現率は、サーバリックス群9.0%(835/9,319例)および対照群8.9%(829/9,325例)であった。なお、ワクチン接種に関連する重篤な有害事象発現率は、両群ともに1%未満(サーバリックス群10例、対照群5例)であった。臨床的に重要な症状の発現率はサーバリックス群35.4%、対照群36.2%、新たな慢性疾患の発症率はそれぞれ3.1%、3.3%、新たな自己免疫疾患の発症率はそれぞれ1.1%、1.0%であった。
とあるように、他の注射と変わらないといえるのかもしれない。ちなみに、この時の対照群に用いられたA型肝炎ワクチンに関しては、国の報告で重篤な副反応の報告は年間0%である。日本で認可されているA型肝炎ワクチンと異なるのは、HPVワクチンと同様のアルミニウム系アジュバント(免疫増強剤)が添加されていた点である。
また、CRPSの発生する確率は800万接種に1回の割合だという報告もあるが、その頻度で副反応が発生するならば、今日のように複数の報告は挙げられないだろう。
これらの治験に含まれる自己免疫疾患や、慢性疾患の内訳を浜六郎が邦訳している。それによると、ガーダシルの接種後7ヶ月から2年の間に自己免疫系有害事象を発生したのは10万中602人(対象群であるアジュバントのみ投与は648)であり、確率にすると0.6%であるが、これはちょうど下に記した鎌倉市の数値と等しい。サーバリックスに関しては、1.23~3.41年の間に慢性疾患と自己免疫疾患の発生数を合計したものが760であり、これもやはり近しい。
浜六郎「HPVワクチン接種後の自己免疫疾患罹患のリスク分析 (2013年10月)」 http://www.npojip.org/sokuho/no163-4.pdf
http://cervarix.jp/products_info/result04.php
厚労省 http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000023317.pdf
年時点での日本国内でのアジュバンド添加ワクチン一覧はこちらにまとまっている(独)医薬基盤研究所www.nibio.go.jp/SuperTokku/vaccine/forum/2010/pdf2010/ishiiken_ppt.pdf
免疫増強剤の働きに関して、阪大免疫学フロンティア研究センターにレポートがある
http://www.ifrec.osaka-u.ac.jp/jpn/research/Ken%20Ishii_Nat%20Medicine%20%E8%A7%A3%E8%AA%AC.pdf
これに対し、神奈川県鎌倉市観光厚生常任委員会での調査によると、接種者1795人(アンケート回答者のうち58.7%)のうち体調不良を訴えた人は818人(46%)。現在も生理不順、発熱、頭痛などの症状が継続している人は11人(0.61%)いる。全症状は、接種部位の痛み、かゆみ659人(37%)、腫れ493人(27%)、だるさや脱力感162人(9%)、筋肉痛で腕が上がらない30人(1.7%)、めまいと失神各6人(0.3%)である。症状の継続期間は1週間以内が659人(37%)、一ヶ月以内が45人(2.5%)、3ヶ月以内が6人半年が1人(0.3%)、現在も継続しているが11人(0.61%)である。体調不良の報告46%、一週間以上の症状が3.41%であり、これはサーバリックスに関する臨床結果と近しい数値である。
(出典:東京新聞 http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20131212/CK2013121202000115.html
また、群馬県では2403人中重篤な副反応報告は8件であり、0.3%である。
(出典:群馬県 https://www.pref.gunma.jp/02/p07600040.html
サーバリックスHPに記載されている数値を10万人あたりに変換したものは、新たな慢性疾患および自己免疫疾患の発生率は10万人あたりサーバリックス:3600・1000 ガーダシルで3800・1800 重篤な有害事象発生率はサーバリックス:4200 ガーダシル:4000 である。鎌倉市の調査結果のうち、現在も症状が継続的に発生している11人を10万人あたりに換算すると613である。サーバリックスの治験にて、長期的に有害事象の報告があったものが760である。予防できる子宮頸がんの罹患率は一番高い年代でも13.74であり、生涯罹患率は720である。
ワクチンの有効性に関して
ワクチンには、癌の原因となるHPV感染および、軽度異形成および中度異型性の発生はHPVワクチンによって大幅に低減できることが明らかになっている。アメリカオンタリオ州での研究によると、軽度異形成(CIN1に相当)で2.8%、中等度異形成(CIN2に相当)で10.3%、高度異形成(CIN3の一部に相当)で20.7%が0期の子宮頸がんに進展するという。
HPVは生涯に80%程度の確率で感染し、10%の確率で長期化する可能性がある。その一部が異型性を形成し、癌に進行するとかんがえられるが、単純に0.8*0.1*0.2と計算すると2%の確率…10万人あたり1600人の罹患ということになるが、これは実際の罹患率と乖離している。また、日本において20歳以上の2931人を対象にした子宮がん検診によると、50人が中度異型性以上の病変があったという。ここから(50/2931)*0.2=0.34%となり、ある地点における罹患率は推計で10万人あたり341人ということになるが、これは実際の罹患率と乖離している。サーバリックスの臨床試験においては、プラセボ群における6.4年間においてCIN1+がみられたのは372人中15であり、4%である。2+は9人であり、2%である。2+以上を考え、0.2*9/372=0.48%、6年間における癌罹患率は推計で10万人あたり483であるがこれも高い。これは単純に推計できるものではなく、こうした検診で事前に治療されていることもあろう。国立がん研究センターによると、子宮頸がんによる累積生涯死亡リスクは80歳までで0.3%(10万人あたり300人)であり、累積罹患率は1%(10万人あたり1000)である。1年間あたりは単純に考えて12.5であるのでこれを積分する必要がある。罹患率は20~29歳の全がん罹患数では子宮頸がんが第1位だが、全年齢の子宮頸がん罹患に占める割合は3.4%に過ぎない。一方、30~39歳、40~49歳、50~59歳ではいずれも子宮頸がん罹患に占める割合は各々18%前後となっている。死亡数については、20~29歳が子宮頸がん死亡の0.6%であるのに対して、30~39歳では7.0%、40~49歳12.5%、50~59歳21.1%を占めている。
(出典:日経メディカル http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/search/cancer/news/200804/506187.html
http://www-user.yokohama-cu.ac.jp/~byori2/education/06.pdf
国立がん研究センター http://ganjoho.jp/public/statistics/pub/statistics01.html
Minds(米研究の孫引き) http://minds.jcqhc.or.jp/n/medical_user_main.php
出典:厚労省 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000032bk8-att/2r98520000032bs2.pdf
また、若い女性に子宮頸がんが増加しているという推計については、こちらの佐藤医師の見解も参照されたほうが良いかもしれない。佐藤医師は医学的見地からこのワクチンについての積極的な分析を行っている。 http://satouclk.jp/cat12/
添加されているアルミニウム塩による免疫増強剤(アジュバント)について
素人考えなので、もしかするとという推測なのではあるが、国内では有害事象の報告の無いA型肝炎や、生理食塩水に、免疫増強剤のみの添加したプラセボ群でも治験においてHPVワクチンと同様の高い副反応報告がのぼっているのだとしたら、HPVワクチンそのものは全く安全なものである可能性が高い。しかし、それに添加されている新しい免疫増強剤が、自己免疫疾患やその他の有害な事象を発生させている可能性があるのではなかろうか…そう考え、アジュバントの成分について調べてみた。(京都の小児科である山内医院はHPVワクチンの副反応はアジュバントによるものであると説明しているhttp://www.yamauchi-iin.com/kaisetu/1136.htm また、新宿さくらクリニックでもアジュバントの違いによる効果の差を説明している http://www.urodoc.jp/archives/1858 )
サーバリックスは新たな免疫増強剤であるAS04(3‐脱アシル化‐4’‐モノホスホリルリピッドA)50μgと水酸化アルミニウム懸濁液(アルミニウムとして)500μgを用いる。水酸化アルミニウム自体はB型肝炎「ビームゲン」、破傷風ビケンF」でも用いられているが、AS04は日本では初めて用いられているものである。
次に、ガーダシルであるが、これはアルミニウムヒドロキシホスフェイド硫酸塩(AAHS)である。これは、日本ではB型肝炎「ヘプタバックス-II」に用いられている。
ガーダシルの成分は1回あたり ワクチン成分:120μg (組換えHBs抗原たん白質 (酵母由来) として)、アルミニウムヒドロキシホスフェイト硫酸塩(アルミニウムとして)0.25mg(250μg)、塩化ナトリウム9.56mg、L-ヒスチジン塩酸塩水和物1.05mg、ポリソルベート80 50μg、ホウ砂35μg である。
ヘプタバックスⅡの成分は0.5mLあたり ワクチン成分:10μg (組換えHBs抗原たん白質 (酵母由来) として)、アルミニウムヒドロキシホスフェイト硫酸塩(アルミニウムとして)0.25mg、塩化ナトリウム4.5mg、ホウ砂35μg である。B型肝炎ワクチンは
厚労省の報告によれば、重篤な報告件数は862856人あたり6件(10万人あたり0.69)であったが、これは基本的に乳幼児に0.25mL投与するものである。
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000023318.pdf ガーダシルの治験データはこちらから見られる。
http://www.urodoc.jp/archives/1858
ポリソルベート80は季節性インフルエンザワクチンである「北里第一三共」にも含まるが、その成分はワクチン45μg
 ホルマリン0.05μL以下 リン酸水素ナトリウム水和物 1.255mg リン酸二水素カリウム0.204mg 塩化ナトリウム 4.15mg ポリソルベート80 0.05μL(50μg)以下であるが、厚労省の統計によると(他のメーカーのシェアが大きいために正確には言えないのだが)10万接種あたり0.7程度の副反応報告でり、またHPVのような副反応は報告されていない。このインフルエンザワクチンにはアルミニウムは含まれない(報告の詳細 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000034lcq-att/2r98520000034lsl.pdf
そうすると、HPVワクチンの場合、年齢、アルミニウムアジュバント、打つ回数などが複合して発生しているのではないか、という漠然とした考えしか持てない。ちなみに、平常時の血中のアルミニウムは高くとも13μg/100ml(血液)であるとされるため、体重と血液量の関係から、65.7±1.6 mL/kgにより、体重60kgであれば血中のアルミニウムは520μgである。そうすると、HPVワクチンを投与するとこで、血中のアルミニウム濃度は実に1.5~2倍まで急激に上昇する(水溶ではないので一概にそうは言えないが
)。
年齢と筋肉注射に注目してみる。ワクチンの血中への広がりは、筋肉注射は皮下注射の2倍程度速いようである(http://www.ikyo.jp/commu/question/754.html)。そうすると、HPVワクチンはいままでの一般的なワクチンと比較して、血中へのワクチン成分の拡散が速いこととなる。これは本当に素人の推測なのではあるが、比較的高い容量のアルミニウム塩を含み、それを迅速に吸収される筋肉注射という方法で投与することで、現在の副反応が発生しているのではないか…と思われるのだ。 アメリカではアルミニウムアジュバンドの含まれるワクチンは筋肉注射が主であるが、それも追って調べたい。因みにDTPは0.1mg(100μg)、DTはモル比からして1mLあたり0.7mg(700μg)であり0.1~0.5mL(つまり、70~350μg)を接種、B型肝炎は0.5mL中0.25mgであるが母子感染を防ぐために用いる場合0.25mL(125μg)を投与する。しかしこれらのワクチンは主に幼児に用いるものであり、10歳程度で投与するDT2期接種の際は摂取量が0.1ml(70μg)である。神経系が未発達な幼児の場合、もしかするとアルミニウムの影響が少ないのかもしれないが、神経系が発達した後だと、深刻な影響を与えるのかもしれない。アルミニウム塩アジュバントの安全性について、特に神経に影響があると考えた場合、接種時期(年齢)の違いは大きいような気がしてならない。
http://www.jomf.or.jp/html/yobou_pdf/05.pdf
ちなみに、数年前の輸入インフルエンザワクチン(筋注用)にはアルミニウム塩は含まれていない。
また、HPVVの副反応の多くが神経系であることも、理解する手助けになるかもしれない
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000033849.pdf
 
今のところの、素人の推論としては、HPVワクチンの株自体には問題はおそらく無い。しかし、多量に含まれるアルミニウム塩アジュバントを浸透力の強い筋肉注射をすることで、特に思春期以降の女性(男性も)にとって急性・慢性的に神経系や免疫系統に影響を与えているのではないかと思われる。アルミニウムの効用はまだ不明確であるが、神経系への影響が懸念されている物質である。また、阪大の研究からアルミニウムアジュバントが免疫系統へ直接作用するという研究報告も見られる。すでに一般的に広く使用されているという反論もあろうが、アルミニウム塩アジュバントは長い使用実績があるものの、基本的に乳幼児向けのものであり、多量のアラムアジュバントを思春期以降の女性に投与した歴史は無いと思われる。こう考えれば、全てが合点が行くのである。しかもアラムアジュバントはそもそも血中で溶けにくい性質(水溶性がない)を利用しており、ある一定の期間が血中に残存すると考える。その際、神経や免疫系当に深刻なダメージをあたえるのではないかと、素人ながらに推測するのである。

推計や考え方に不備が合った場合はご指摘下さい。


以下参考資料 数値データ

■ヒトパピローマウイルスワクチン(子宮頸がんワクチン)の全国の副反応報告件数
全ワクチン接種者数
サーバリックス摂取者 258万人
ガーダシル摂取者 70万人
副反応報告件数
サーバリックス 1705件
ガーダシル 263件
重篤な副反応報告件数
サーバリックス 302件
ガーダシル 56件
出典:兵庫県(2013年10月25日発表)
http://web.pref.hyogo.jp/kf16/hpvhoushin.html
元となるデータは厚労省10月15日発表の、2013年3月31日時点までのもの
http://www.mhlw.go.jp/stf/kaiken/daijin/0000026311.html

上記から求めた人口10万人当たりの副反応報告件数
サーバリックス:66.1
ガーダシル:43.1
上記から求めた人口10万人当たりの重篤な副反応報告件数
サーバリックス:11.7
ガーダシル:8.29

NHK報道によると
10万人あたり26.8人に重篤な副反応があったと報告される。
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/155904.html

■子宮頸がんにおける、ヒトパピローマウイルス16・18型の割合
子宮頸がんから検出されるHPVの遺伝子型について16型18型の合計は58.8%
つまり、ワクチンが対象とする子宮頸がんは総数に対して60%程度
出典:サーバリックス(ジャパンワクチン株・GSK株)
http://cervarix.jp/basic_info/about_hpv/about_hpv0201.php

■日本における子宮頸がんの発生件数
●人口あたりの子宮頸がん罹患率2005年(人口10万人当たり)
年齢:総罹患率:HPV16.18が原因の割合(総罹患率に0.6を掛けたもの):予防効果があると思われる割合(総罹患率に0.72を掛けたもの)
14歳未満:0:0:0(0%)
15-19:0.6:0.36:0.43(0.00043%)
20-24:1.4:0.84:1.01(0.00101%)
25-29:8.2:4.92:5.90(0.00590%)
30-34;11.5:6.9:8.28(0.00828%)
35-39:21.0:12.9:15.12(0.01512%)
40-44:22.9:13.74:16.5(0.0165%)
50歳以上:20以下:12以下:15以下(0.015%以下)
出典:厚労省HPVワクチン作業チーム報告書
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000014wdd-att/2r98520000016rqg.pdf

それぞれの年齢の罹患しない確率を求めて1から引いた場合、20歳から40歳の確率は
(1-(1-0.01*0.00101)^5)+(1-(1-0.01*0.00590)^5)+(1-(1-0.01*0.00828)^5)+(1-(1-0.01*0.01512)^5)=0.15% しかし、この考え方が合っているかはよくわからない。
というのも、(1-(1-0.01*0.015)^30)+(1-(1-0.01*0.00165)^5)+(1-(1-0.01*0.00043)^5)+(1-(1-0.01*0.00101)^5)+(1-(1-0.01*0.00590)^5)+(1-(1-0.01*0.00828)^5)+(1-(1-0.01*0.01512)^5)=0.6%の生涯罹患率と算出されてしまうためだ。

■上記をもとに予防できる累積罹患率を単純に加算することで求めた場合
年齢 予防可能な累積罹患率の推計(人口10万人あたり)

15-19歳 2.15
20-24 7.2
25-30 36.7
30-34 78.1
35-40 153.7
40-44 236.2
45-59 311.2
50-54 386.2
55-59 461.2
60-64 536.2
65-69 611.2
70-74 686.2
75-79 761.2
80-84 836.2
(これは子宮頸がん生涯罹患率1000*0.72と近しいけれど、罹患率を単純に毎年累積して足しているのでこれが正しいのかは疑問)

累積死亡率の算出方法は文献を当ってみないと分からない…
http://ganjoho.jp/professional/statistics/dictionary/ruisekirikanrisuku.html

●子宮頸がんによる死亡率
人口10万人当たり3.9人
HPV16.18による死亡者は10万人当たり2.34人
出典:厚労省HPVワクチン作業チーム報告書
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000014wdd-att/2r98520000016rqg.pdf

●子宮頸がんの進行および、罹患後の5年生存率
CIN1 軽度異形成(がん未満)
CIN2 中等度異形成(がん未満)
0期 5年生存率ほぼ100%(上皮内癌又はCIN3=高度異形成)
1期 87%(早期子宮頸がん)
2期 75%
3期 48%
4期 26%(移転が進んだ状態)
再発した場合の生存中央値は9ヶ月
出典:
国分寺鈴木医院 http://www.ksiin.jp/uteri6.html
ベネッセ Web家庭の医学
http://women.benesse.ne.jp/healthcare/pc/katei-igaku/detail/139
Minds http://minds.jcqhc.or.jp/n/medical_user_main.php

■子宮頸がんのリスク比
CIN2まで進行するものにかんして
HPV16・18 に関してはリスク比は0.1以下
HPV31、33、45、52、58 型に関して、0.58
出典:厚労省 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000032bk8-att/2r98520000032bs2.pdf

■重篤な副反応の定義
(1)死に至るもの
(2)生命を脅かすもの(その事象の発現時点において患者が死の危険にさらされている場合をいい,仮にもっと重度であれば死を招いたかもしれないという意味ではない)
(3)治療のための入院または入院期間の延長が必要であるもの
(4)永続的または顕著な障害・機能不全に陥るもの
(5)先天異常・先天性欠損をきたすもの
(6)そのほかの医学的に重要な状態と判断される事象または反応
出展:医学書院HP http://www.igaku-shoin.co.jp/misc/medicina/shohou4706/

■ワクチンの有効年数
臨床試験データから8.4年間は抗体値が高い
統計モデルからすると20年間は効果があると考えられる
出典:ジャパンワクチン株・GSK株
http://allwomen.jp/prevention/inoculation.html

■癌になるまでの時間
ウイルスの99%は排出され、感染した場合も癌になるまで10年程度かかる
出典:NHK時論公論 http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/159617.html

■子宮頸がんの検診に関して
住民検診の場合、無料から2,000円程度
実費検診の場合でも3,500円から6,000円
出典:株式会社キアゲン&NPO法人 子宮頸がんを考える市民の会 http://49kgan.jp/

■インフルエンザワクチンに関しての副反応報告件数
摂取者数50240735人 重篤報告件数148件
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r98520000032bk8-att/2r98520000032bs2.pdf

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