C91お知らせ ラブライブ!サンシャイン!! 聖地・舞台 沼津研究本(3日目U26a)


3日目 U26a テクノコスプレ研究会

新刊 A5 500円 40ページ

書籍名
アニメ舞台と地域社会 静岡県沼津市 『ラブライブ!サンシャイン!!』
早期から地域にてタイアップを実施した企業へのインタビューから捉える
地域振興、聖地巡礼、企業タイアップとフィルムコミッション

内容紹介

2016年夏より、沼津でのフィールドワークおよびインタビューをもとに、アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』と地域のタイアップを研究しております。今回は、伊豆箱根鉄道株式会社様および株式会社淡島マリンパーク様へのインタビューをもとに、早期からの作品とのタイアップがどのようになされたのかについてを紹介し、アニメとタイアップする地域、すなわち舞台や聖地において、どのようなことが大切かについて考察したものです。
この内容は、2016年冬に学術誌に投稿した論文をもとに作成しています。

表紙サンプル

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C89お知らせ


キャプチャコミックマーケット当選しました

今年は三日目フ29a です
おしながきとして

新刊 サンプルはこちら
『女装と思想』Vol.6 予価500円
・変わるものと、変わらないもの。女装文化への語らい。
三橋順子 あしやまひろこ
・アンチセックスと女装
ゆうり
・「トランスジェンダー辞めました」――アイデンティティ、ミスコン。創発的戦略――
中尾杏奈
・女装男子のいただきかた
内戦708番
・女装と結婚をめぐる一つの話
くとの
・香りの魔法。おんなのこを創造する。
あしやまひろこ

新刊2 予価500円
『女の子の匂いを解明するためのノート』
サンプル ファイルはこちら
協力者約7名の体臭を嗅ぎ比べた場合の、その体臭に関する研究成果

既刊
・『女装と思想1+2+3』
・『女装と思想4+5』

詳細はおって報告します。

2015夏コミおしながき


2015年夏コミ1日目、フ01b「テクノコスプレ」研究会 のおしながきです。
今回は、『女装と思想』シリーズまとめ本と、あの香水「女子大生10号」と、更に新作香料を頒布します。

ポスター1

1.『女装と思想』Vol.1+2+3 (200頁) 1000円
2.『女装と思想』Vol.4+5 (112頁) 600円
定期刊行中の『女装と思想』シリーズの今までの作品をまとめた本です。
内容は以前の1~3巻、4~5巻と変わりありません。
  ・大学教員、国立大学名誉教授が語る、執筆する女装に関する論考
  ・『「男の娘」たち』著者 川本直氏と語る男の娘の現在、これから
  ・セーラー服おじさんと語る 女装の戦略
  ・女装を武器に就活を行った大学生、高専生、その戦略
  ・芸術家ろくでなしこ氏寄稿、芸術家佐藤雅晴氏インタビュー
  ・宗教学者(筑波大学教員)の語る、女装と身体と宗教学的論考
  ・『とりかへばや物語』から鑑みる男の娘   他多数掲載
内容詳細は以下を御覧ください。
http://www.hirokotb.com/?page_id=885
http://www.hirokotb.com/?p=1829

3.「女子大生10号」香料 予価2000円(お値段安くなりました)
女性の体臭を再現するために、独自調合した香料(※)です。
人間の体臭に近いと思われるムスク(合成麝香)、アンバーグリス(合成竜涎香)等に、花卉、フルーツ等の香料を配合させ、更に、脂肪酸や発酵臭等を独自にブレンドしました。
(※)人体に害の無い成分で作成しておりますが、衣類及び空間用着香材として利用下さい。
化粧品として人体(皮膚)に直接つけるものではございません。
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各種メディアに掲載されました!
ニコニコ超会議2015:「女の子の匂いの香水」をクンカクンカスーハースーハーしてきた – ねとらぼ http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1504/25/news033.html 
女子大生の匂いを再現する狂気の香水からTHETAのリアルプリントまで大研究:超会議2015 – 週アスPLUS http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/330/330491/

4.新作香水「女子高生(仮)」香料 予価3000円
「女子大生10号」より、更にフレッシュでフローラルな若々しい香りを調合致しました。
今回はβ版として、コミケにて先行頒布致します。

社会学的統計はマスコミが喜ぶようなデータが出るほどそんなに甘くない


毎日新聞が一般社団法人日本家族計画協会がまとめた「男女の生活と意識に関する調査」を引用する形で、報道した「セックス離れ:若い男性、性の「絶食化」という記事がありました。結果的にこれは誤報でしたが、誤報と報道される前から、データの推移を、国立社会保障・人口問題研究所のデータと照らしあわせて、このデータがいい加減なものであると私は感づいていました。 当時の全Tweetとぎゃった

 そして結局この顛末に

データを正確に読む必要性なんかは
次の記事にまとめました http://www.hirokotb.com/?page_id=1890

川本直氏『「男の娘」たち』発売に寄せて。


川本直さんの『「男の娘」たち』の発売が決定しました。9/18発売予定です。様々な「男の娘」に焦点を当てた一作です。 わたしが学園祭の男女不問ミスコンに女性を差し置いて女装姿で優勝するという、それこそ、漫画やアニメの主人公のような青春を駆け抜けた、ちょうどそのときのインタビューが掲載されています。

「男の娘」たち

私が思うに、2010年代というのは、3次元の男の娘文化が花開いた時代のように思えます。Twitterのようなウェブサービスも、それまで一部の通の方たちのものだったものが、ちょうどこの頃活気づいたように思えます。私がミスコンで優勝したのも2011年の秋でした。

たとえばふみふみこさんの『ぼくらのへんたい』などは、2012年の作品ですが、これはナマの女装者に焦点を当てた3次元的なテーマを、少女漫画チックなファンタジーの世界に落とし込んだグロテスクな作品であるわけです。ここに、それまでの趣味女装に代表される「ナマ」の世界と、二次元的な「男の娘」の世界が混淆している様子が描かれているのです。

これらに先駆けた、『ゆびさきミルクティー』は2003年の作品でありますが、こちらは理想的な「ナマの女性」と第二次性徴および男性の欲望の顕現による「男性化」との対立を描いております。ちょうどこのころ、インターネットが普及し始めました。さらにそれに先駆けた『バーコードファイター』(1992年)はでは、現代的に言うと性同一性障害の男の娘が、ありのままを愛されることが肯定された作品であります。元祖男の娘、『ストップ!!ひばりくん!』も忘れてはいけませんが、彼は1980年代当時「オカマ」のトリックスターとして描かれていますし、『プラナス・ガール』がその焼き直しであるかのように、女装キャラ→道化・コメディ としての立場を作り出した側面も無視できないでしょう。

1990年以降は、脱ひばりくんの時代であるわけです。ストップ!!ひばりくん!では、主人公が女装者であることは秘密にされていますが、プラナス・ガールでは、主人公自らが女装者であることを暴露し、それが自然に周囲から受け入れられているという変化があるのです。

さて、このようなフィクション作品の変遷を鑑みても、2010年代は、2003年(WinXPSP1)ごろから爆発的に普及したインターネット世代、つまり、虚構的な世界と現実的世界が融合しつつあった結果としての、男の娘の時代となり得たのではないかと思えるのです。そのような世界観では、旧来の、ゲイカルチュアや、趣味女装の延長という文脈で、ポップな活動を繰り広げる、リアル女装者、リアル男の娘を語ることは、おそらく不適当でしょう。本書では、いわゆるオカマさん的な女装者ではなく、さも当然のように女装をするような方がたくさん登場します。それを、ありのまま、素直な視点で切り取ったのではと思います。(似たようなものに、朝日新聞の企画記事(Kindle版あり)がありましたね。)

そのような、2010年代の女装を語るに、本作はきっと必携の書になるのでは、と期待に胸を膨らませているわけです。(まだよんでないよ!)