評論誌『女装と思想』新刊 C87お知らせ

2014/12/5

冬のコミックマーケット出展のお知らせです! 
12/30日にコミケにて、新刊を出します。今回は、超超豪華執筆陣です。
場所は火曜日(3日目)S01a「テクノコスプレ研究会」です
今回は、新刊としてVol . 4とVol. 5 を頒布します。各300円です。
新刊だけでなく、既刊(Vol. 1~3の詳細はこちらから)もお持ちします。Vol.1,2は300円、Vol.3は400円です。




―新刊掲載内容の紹介― (Vol. 4)および(Vol. 5) 各50頁以上。各300円。A5版。

・『「男の娘」たち』著者 川本直氏と語る男の娘の現在、これから
~川本直氏が執筆の経緯、そして男の娘の未来を語る~
   『週刊朝日』にて中森明夫氏も絶賛した、河出書房新社より好評販売中のノンフィクション『「男の娘」たち』の著者、川本直氏へのインタビュー。本書籍制作の経緯や、氏の綿密な取材に基づき男の娘ブームの行く末を語ります。
 〈※川本氏は今後、女装関係の執筆の予定は無いそうで、
   もしかすると本インタビューが最後の発表になるかもしれません〉


・「そう見える」ものと「そう見せる」もの by 日大藝術学部准教授 青木敬士(アミッドP) 
~日本大学藝術学部准教授 青木敬士先生(アミッドP)が、すちうる氏の写真からみた、
   表現規制問題をメディア論で切る~
   出版、表現およびメディア論の専門家である青木敬士先生が、昨今の表現規制問題を、著名な女装者であるすちうる氏が掲載し、ソーシャルメディアを中心に物議をかもした一枚の写真を切り口に、その問題の本質を探る。


セーラー服おじさんと語る 女装の戦略
~話題沸騰のセーラー服おじさん。ライター勅使河原ゆみ氏と共にそのモテテクを解剖!~
    ソーシャルメディアを中心に大人気を誇る「セーラー服おじさん」こと小林秀章氏。放送作家兼ライターの勅使河原ゆみ氏がコーディネーターとなり、あしやまひろこを交えてモテテクや、女装のあり方を討論します。


・宗教学者としての異性装と、その分裂 by 筑波大人文社会研究科助教 くとの
~筑波大学哲学科教員、自身の女装から考える、宗教学的分裂~
   宗教学的に重要な概念である分裂と統合という問題に対して、異性装が果たす分裂への思想的示唆を語ります。


・女装男子は魔法少女の夢を見るか?――女装と同性愛から見た『魔法少女まどか☆マギカ』論 by川本直
~『魔法少女まどか☆マギカ』の構造と男の娘の構造を比較し分析する~
『「男の娘」たち』著者川本氏の1万字以上に及ぶ未発表原稿の初公開。
川本氏が、『魔法少女まどか☆マギカ』のアニメ、劇場版を鑑賞して、その構造と男の娘の構造を克明に分析した論考。これが、氏の最後の男の娘論考になるかもしれないという大変貴重な寄稿です。


・「コス内定の人」篠宮える その生き方
~女装就活で内定を受けた高専生、篠宮える氏。その強き男の娘の生き方~
   「ナルシスト採用」という独特の就職イベントでいち早く内定を得た篠宮氏。彼の中性化への思いや、その人生観をインタビュー。「強い男の娘」としての生き方は必見。


・コスプレイヤーの「男の娘」たち、女装観を語る
~『「男の娘」たち』登場のコスプレイヤー2人が、女装について語る~
コスプレイヤ、わかにゃと、あしやまひろこによる対談。
最近のコスプレイヤー、女装の動向について、コスプレイヤーの視点から語ります。


・男の娘時代にこそ読む『とりかへばや物語』  (中編) by あしやまひろこ
~元祖トランスジェンダー作品『とりかへばや物語』を、21世紀の視点から読み解く~
   平安文学の異端児として旧来扱われてきた本書を、男の娘の時代である21世紀に再評価してみる試みの続編。前回の先行研究に引き続き、今回は本作での男の娘「尚侍」の登場シーンを抜粋し、彼の生き方を再検討致します。そこから見えてくるのは「強き男の娘」だった。


頒価300円


是非いらして下さい! 冬コミで、僕と握手!!



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