電飾ウェディングドレスの動作


技術担当より、再び。電飾ウェディングドレスの動作について。TSUKUBAN  BEAUTY 2011当日の手順を書いておきます。

(1)主電源スイッチ投入により、Arduinoが起動し、初期化の後に表示装置(7セグメントLED)にパターン番号の「01」が表示され、システムが待機状態になります。
※起動の際、主LEDが1回フラッシュしてしまうので、この動作は舞台裏で行いました。

(2)ステージに登った後、パフォーマーが手動で副LED(シュシュのLEDとプッシュボタン内蔵のLED)の電源を投入します。
※当日はここで最初の歓声が上がりました。ここじゃないのに。
※副LEDのうち、Arduino系の不具合に備え、シュシュは別系統のマイコンで制御しました。

(3)パフォーマーはシステムの動作状況を確認した上で、PAに合図を送って曲を流してもらいます。
※当然ながら、ステージ設営の都合上、PA卓と電気的に連動させることができません。

(4)タイミングを合わせてパフォーマーが発光パターンのスタートスイッチを押します。
※ここからパターン発光モードに入ります。パターン01は主LEDを順次フェードインさせたので、ここでも歓声が上がりました。

(5)曲の展開に合わせて発光パターン(パターン06まで作成)の送りスイッチを押して切り替えていきます。
※全パターンを曲通しで一続きにすると、同期できないためタイミングがずれてしまいます。
※動作中のパターン番号は表示装置(7セグメントLED)に大きく表示されます。
※操作ミスに備え、パターン戻しスイッチやタイミングリセットスイッチも実装しました。

(6)途中でインタビューになるので、点滅するパターンからデモ用のウェーブパターンに変更します。
※ファッションショーパフォーマンスの持ち時間はインタビュー込みで3分という短さでした。

(7)ステージを降りる時にパフォーマーがブーケトスをしてしまったので、表示装置への信号線が一部断線してしまったようです。

電飾ウェディングドレスの仕様


技術担当より。TSUKUBAN BEAUTY 2011優勝の電飾ウェディングドレスについて、技術仕様を再掲します。

【主LED】電球色テープLED ※防水絶縁仕様
【副LED】フルカラーテープLED ※防水絶縁仕様

【電源】12V密閉型蓄電池 ※一部は5VTTLに降圧

【制御】Arduino Mega 2560 ※バス数とSRAM容量の関係
【開発環境】Arduino IDE(C言語)

【主LED駆動】新日本無線 NJW4800 ※過電流保護・過熱保護機能内蔵
【副LED制御・駆動】秋月電子 K191 ※主LED系統からはスタンドアロン

【コントロールユニット】蓄電池を含め電工腰袋に集約
【入力装置】LED付プッシュスイッチ×4 ※点灯パターン選択のため左腕に装着、RS-FFにてバウンシング除去、14個のダミースイッチを追加
【表示装置】7セグメント赤色LED×2 ※点灯パターンの番号表示のため左上腕に装着

【安全装置】主ヒューズ、速断ヒューズ(基板系統別)、温度ヒューズ(LEDごと)、ポリスイッチ(LEDごと)、NJW4800内蔵過電流保護回路、過熱保護回路